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明治末期の別府八湯(歴史)

明治末期の別府八湯(歴史)_a0212770_1155091.jpg図は明治末期の別府温泉郷の位置図である。別府、浜脇、亀川はすでに温泉集落を形成し、柴石、明礬、鉄輪、堀田、観海寺には温泉のマークが記載されている。地図に記載された主な地名をみると、地獄は血の池地獄、海地獄、坊主地獄、神社は竈八幡神社、火男火女神社、八幡朝見神社、その他には鶴見岳、大平山、実相寺山、乙原滝、鮎返滝、境川、志高池、別府湾、農学校などがある。八湯以外の地名としては、平田、北石垣、南石垣があって、亀川には、新湯の温泉マークがプロットされている。空白の部分は水田と思われるが、明治末期の別府温泉郷は、別府と浜脇を除いて、それぞれ独立した温泉地を形成したのである。
by b8spa | 2011-06-10 01:15 | 別府八湯の歴史
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