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伊予風土記(歴史)

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伊予風土記は別府温泉の古称である速見の湯の存在を指摘している。道後温泉の成立の話として道後の湯は大穴持命(おおあなもちのみこと)(大国主命) が宿奈毘古那命(スクナビコナノミコト)(少彦名命)を蘇生させるため、下樋(しもとい)を通して速見の湯をもたらし、この湯に宿奈毘古那命を浸して生き返らせたという話である。
伝説的な物語に過ぎないが、速見の湯という温泉の存在は明らかになっている。
※写真は道後温泉の玉の石。大国主命と少彦名命が出雲から伊予へと旅していたところ、長旅の疲れからか少彦名命が急病になった。大国主命は小彦名命を手のひらに載せて温泉に浸し温めたところ、たちまち元気を取り戻した。治癒した少彦名命は喜んで石の上で踊りだしたという。その石が玉の石と言われる。道後温泉本館の北側に奉られている。
by b8spa | 2011-06-10 00:35 | 別府八湯の歴史
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