人気ブログランキング | 話題のタグを見る

別府温泉郷のルーツ(歴史)

別府温泉郷のルーツ(歴史)_a0212770_0315934.jpg
別府温泉郷のルーツは風土記に求めることができよう。すなわち8世紀に編纂された豊後風土記の速見郡の条に赤湯泉、玖倍理湯(くべりゆ)の井の記載がある。つまり赤湯泉とは現在の血の池地獄のことで、地獄の存在を指摘している。玖倍理湯(くべりゆ)はくすぶるを意味し、場所は特定できないが、湯煙のくすぶるさまを表現しており、いずれにしても鉄輪温泉の状況を記載していると推定できる。
※絵葉書は血の池地獄。参考文献(大分県地方史研究会(1957):『別府の歴史』大分県地方史研究会)
by b8spa | 2011-06-10 00:33 | 別府八湯の歴史
<< 伊予風土記(歴史) 毎日新聞掲載の別府八湯検定(2... >>