照湯(温泉)

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明礬温泉の照湯は、森藩が江戸末期に開発した温泉施設である。江戸時代の明礬地区は、明礬の鉱山として知られ、平田川の左岸が幕府領、右岸が森藩の飛び地であった。そんな関係で、殿様が祓川(春木川の上流)の左岸で温泉の開発を行ったと想定できよう。当時は、滝湯などもあって、総合的な温泉施設だったらしい。しかし、河川の氾濫で復元は行われず、明治期以降は、地元専用の共同浴場として長く利用された。温泉施設は、2004年になって、現在の形態で新築が行われ、一般に開放された訳だが、石畳、湯船など、風情ある遺構は雰囲気を変えてしまった。現在でも、湯守りの方が近くに住んでいるとか。(写真は当時の街道(えんま坂)。右手に温泉施設がある)

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玄関右手・殿様の湯の湯船の周辺が江戸末期とされ、別府市の文化財に指定されている。新築前は、それらしい感じだったが、いまは場所も移動した関係で、少しだけ雰囲気を残している感じだ。
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by b8spa | 2011-06-05 20:46 | 別府八湯の温泉
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